ST26つくる人のノート
制作日誌

スイを3Dにしたら、スイじゃなくなった話

お気に入りのキャラができると、その子がいる世界にも入ってみたくなる。

サイトに登場するスイが好きすぎて、今は「推しと過ごせる仮想世界をつくりたい」と考えています。
まずは、ひとつの村から。

ただ、そこへ向かう途中で、スイの3D化に一度失敗しました。
完成まで待っていたら、こういう話を残しそびれそうなので、今回は途中経過です。

立体にはなったけれど、スイじゃなかった

前の記事では、五人のキャラが動くサイトを公開するまでを書きました。
そこから、キャラに近づいたり、自分の作品を置いたりできる3Dの舞台を、別の試作としてつくり始めています。

舞台にいるスイは、元のイラストを置いた平面です。
正面から見ると好きなスイのままだけど、立体の空間にいると、その薄さも気になる。
そこで「3Dキャラだったら最高だな」と伝え、制作を進めてもらいました。

出てきたのが、こちら。

最初の比較画面。左の3D試作は顔や髪、服の形が単純化され、右の元のスイのイラストとは印象が大きく違う
2026年10月4日の試作画面。
左が最初の3Dモデル、右が元のスイ。
このモデルは、その後不採用にしました。

そのときに返した感想は、

ちょっとこれはスイじゃないですね

でした。
緑の衣装も、長い髪もある。
でも、好きだった顔や髪の繊細さ、服の重なりが、だいぶ違う。
スイに会えると思っていたら、別の子が来た感じです(笑)。

動くところまではできていた

今回の試作は、元絵をそのまま立体に変換したものではありません。
Codexが、ブラウザーで3Dを描くためのThree.jsを使い、顔、髪、服などの形をコードで組み立てたものです。
正面の絵にない横や後ろは、推測して補っています。

回転させて見られるし、瞬きや、うなずく動きもある。
モデルを読み込む検証や、動きのテストも通っていました。

それでも、見たときに「スイだ」と思えなければ、欲しかったものとは違う。
動くことを確かめるテストだけでは、好きなキャラに近づけたかまでは分からない。
ここは、今回かなりはっきりしたところです。

いったん、好きなスイへ戻した

この3Dモデルは採用せず、試作画面での表示をやめました。
元のイラストは変えていなかったので、スイをそのまま戻しています。

不採用の3Dモデルを外した後の舞台。元のイラストのスイが、ピンクと緑の背景の前に立っている
元のスイへ戻した当時の舞台。
スイは2Dのイラストです。
現在制作している村とは別の画面です。

3Dのスイは、今もつくりたいです。
ただ、次に進めるなら、まず顔と髪を見て「この子だ」と思えるところから確認したい。
全身を動かすことを急ぐより、好きになった見た目を残せるかを先に確かめたいと思っています。

失敗したモデルも、制作の履歴には残しました。
この記事に載せると、違いがよく分かりますね。

つくりたいのは、推しと過ごせる村

サイトで何をしたいのかも、やり取りしながら整理しました。
今の目標は、自分の推しキャラとの世界をつくって、ひとつの村にしてみることです。

普段は会いに行って、一緒に過ごす。
ときどき事件や物語に入ったり、ちょっとしたゲームで遊んだりする。
アニメの世界に入り込むような3Dのサイトも、この先つくっていきたい。

最初は、道を進んで広場へ着き、スイに会うところから始めています。
村の見た目は、三つの美術案を見比べて「木漏れ日の路地」の方向にしました。

木漏れ日の路地を描いた村のコンセプトアート
採用した美術の方向「木漏れ日の路地」。
AIで生成したコンセプトアートです。
実際に動く3Dの画面ではありません。

この方向をもとに、道、建物、木、広場を実際の3Dで組み立てた、手元の試作があります。
スイは元の2Dイラストのまま。
短いカメラ移動で広場へ入り、スイに会って、窓辺の場面へ移る流れをつないでいます。

まだ村を自由に歩き回れるわけではなく、そこでの会話も、用意した短い台詞です。
声や自由なAI会話を村に組み込むこと、小さなゲームをつくることは、これから。
すでに公開している準備室やマダミスとも、少しずつつなげていきたいです。

まだ、途中です

この村は、2026年10月5日時点では未公開です。
共有用のファイルをまとめたところで、スマホで開けるURLはまだありません。
動きを止めたら描画も止めるなどの調整はしていますが、ブラウザーでの実表示や、スマホでの操作・軽さの確認はこれからです。

ここまで進めてみて、元のキャラの絵がどれだけ大事だったか、あらためて分かりました。
立体になっただけでは、好きなスイにはならなかった。

次はまず、村に入ってスイに会う、その短い時間をちゃんと好きになれるものにしたい。
完成形だけでなく、うまくいかなかったものも含めて、また途中経過を書いていきます。


この記事は、実際の制作時のやり取り、保存した画面、変更履歴をもとにAIとまとめています。
試作は小さな変更ごとにGitへ記録しています。

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